ジオポタ・インド支部始動! -- インド支部長としてデリーに赴任したムカエルがお伝えする、インド情報。

2016年2月7日日曜日

デリーの階段井戸巡り

インドには数多くの階段井戸が残されています。その中でもラーニキ・ヴァブ(グジャラート州にある世界遺産の階段井戸)やチャンド・バオリ(ラジャスターン州にある幾何学模様が美しい階段井戸)はかなり見応えのあるものらしいのですが、取り敢えず手短かな所を探してみたらデリーに階段井戸がいくつかあるのを発見。今回はそのうちのを2つ、デリー中心部の「アグラセンの階段井戸」とデリーの南西部にある「ラジョンの階段井戸」を巡ってきました。


アグラセンの階段井戸(Ugrasen Ki Baoli)の門。デリーの中心地「コンノートプレース」からほど近い街中の路地裏にあります。かなり分かりづらい場所ですが、iPadのGoogle Mapで「Ugrasen Ki Baoli」で検索したら一発で分かりました。







階段井戸への入り口です。この入り口をくぐると次の写真の光景に出会います。










アグラセンの階段井戸の全景。高層ビルとの対比が何とも面白い。観光客はそれほど多くなく、地元の若者たちがグループで沢山遊びに来ていました。












階段をず〜と下って振り返った図。かなりの高低差があります。この段差を登って水を運んだのでしょうけど、かなりの重労働です(^_^;A












階段を下り切って中に入って上を見上げた図。写真の右が階段側です。天井がドーム状になっていて無数のコウモリとおぼしきものが飛び交っていました。上から落ちて来た水滴はコウモリのおしっこ?






ドームのある所から更にひと一人やっとくぐれる様な通路を抜けると丸い形に掘られた井戸の本体があります。今は水は全くありません。上を見上げると空がのぞいていました。通路から井戸の底までは2~3メートルの落差があり、間違って足を踏み外したら一生井戸暮らしになってしまうので早々に退散。










アグラセンの階段井戸の前で自撮りです(^_^) 最近日中は20℃位まで気温が上がるので快適です。













続いて次の目的地、ラジョンの階段井戸(Rajon Ki Baoli)へ。ラジョンの階段井戸は世界遺産クトゥブミーナールからほど近い、コテコテのインドの下町に隣接する公園の中にあります。目印となるのが写真のBhool Bhulaiya(←なんて発音するのか分かりません(^_^;A)どうもお墓の遺跡の様ですね。



Bhool Bhulaiyaからは道が狭くて車では行けません。Bhool Bhulaiya近くに車を置いて徒歩で行きます。かなりコテコテな雰囲気で、女性の一人歩きはお勧め出来ない感じです。








車を置いた場所から徒歩5分程ラジョンの階段井戸(Rajon Ki Baoli)に到着。





正面からの図。かなりはずれた場所にあるので、それ程人は居ませんでした。





斜め上から見た図。水の色が何とも臭いそうなので下には下りませんでした(^_^;A








階段井戸の反対側にはこれまたお墓と思われる遺跡が有りました。





公園の中で遭遇したブタさん。ごく普通の光景です。






お決まりの自撮り@ラジョンの階段井戸









ではでは。

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